リハビリ・介護エキスポに行ってきました。
高齢者タンパク質不足とのことで
解消するためにプロテインを活用することも方法がいいと言うことで、食品ブースは高齢者向けのプロテインブースが多いことに目にとまりました。
タンパク質不足の人たちは、そうでない人たちより生存率が低い、つまり、長生きできない傾向があると言われています。
ほかにも、認知機能の低下を引き起こすリスクが3倍。
脳卒中、心臓病のリスクは3倍に上がる、という結果も報告あるぐらい。
たんぱく質は筋肉や血管、免疫細胞などには必要な栄養です。
そのため、筋肉が落ち、血管がもろくなり、免疫機能も低下します。
高齢者は筋肉低下により、食欲低下、噛む力の低下、消化吸収力の低下、転倒や骨折のリスクが増加することに繋がります。
ブースのスタッフによると
高齢者は口渇感も衰え始めるため、脱水に陥りやすいことも踏まえ、ゼリータイプやドリンクタイプのプロテインを飲用すると良いのではないでしょうか。
もちろん、パウダータイプを水や牛乳で溶いて飲むことも一つですが、計量などがわからず、手間取ってしまう場合は液体になっている商品を選ぶと良いでしょう。
ゼリータイプやドリンクタイプは手軽な水分補給にもなるため、口渇感がなくても昼食までの午前中、夕食前の午後などある程度の時間を決めて飲むことが筋タンパク質の合成には良いとされています。
と説明させました。
歩行補助ロボットを用いた歩行練習が機器をみつけました。
股関節の屈曲伸展運動を補助し、効率の良い歩行をする為の歩行支援機器です。
対象となる疾患はパーキンソン病、人工関節置換術、脳梗塞など、歩く力が低下している方が対象で、歩行能力としては、自立されているか、わずかな介助か、見守りが必要な方が対象のようです。
これも歩行をアシストする機器の一つです。
パーキンソン病の方を正常な歩行ができるようサポートするもので
腰の辺りの位置に装着した機器から、LEDライトが地面に投影し、パーキンソン病の歩行障害である「すくみ足」を改善させる目的の物です。
「すくみ足」は、ご本人は前へ進む意志があるのに一歩を踏み出せない状態で、踏み出せない状態は数秒から一分近くも続くと、体のバランスを崩して転倒することもあります。
LEDライト機器によってすくみ足の発生が半分近くに減り、すくみの持続時間は半分以下になったデーターもあるそうです。