2020年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
皆様におかれましては、穏やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。日頃より当施設の運営に、ご支援を賜り心より御礼を申し上げます。
今年は十二支の子年にあたり、増えるという意味合いがあり、草木の生命をはじめとした命が誕生しようとする意味もあります。相場格言では「繁栄」の年といわれる「子年」の今年は、動きがあり新しいものを作ろうとされる気配も感じられます。みなみの苑もこれまでの「愛支和創」という基本理念を再認識して、新たなことにチャレンジし、努力を惜しまず業務に取り組んで参る所存でございます。
2020年は、翌年度からの第8期介護保険事業(支援)計画の策定に向けて、社会保障審議会での議論が活発化します。2022年からいわゆる団塊の世代が75歳以上に到達しはじめ、2025年には、すべて後期高齢者となります。その後2040年にかけて、高齢化のスピードは鈍化しますが、「支え手」となる現役世代が急速に減少していきます。このため、介護保険財政が厳しくなるとともに、「介護保険制度の持続可能性」が極めて重要なテーマとなってきます。今後、様々な環境の変化が予想されますが、引き続き地域の高齢者の皆様が安心して暮らして頂けるサービスの提供ができますよう、職員一同努めて参りたいと存じますので、更なるご支援をお願い申し上げます。
末筆ながら、皆様のご多幸とご健康を祈念し、新年の挨拶とさせていただきます。
2020年元旦
特別養護老人ホームみなみの苑
施設長 岡野 勝也